旅人NAGAURA──旅先にて
さて、いよいよ秋田へ。思いのほか函館に長居してしまったNAGAURAは、ここから所持金不足との戦いに突入していく。何しろ所持金が1万円を割っているのだ。これでは、帰りの電車代も出てこない。
秋田以降は豪遊を禁止して勝負に徹することにしたらしい。きりたんぽは我慢しなければならない。何といっても、仙台～盛岡間で5万も使って豪遊したのだ。もはや我慢するしかないのである。
このような意気込みで雀荘を探し。しかし、秋田には恐れていたように雀荘がない。１軒だけフリーの店を見つけたのだが、全く客がいなくて打てない。焦りながらもさらに雀荘を探す。そうしてようやく見付けたのが１・１－３の雀荘。
しかししかし！！ここにいるメンツはまさに麻雀劇画に出てきそうなメンツばかり。袖からイレ★ミ が見えるような方々が待っていたのだ。ルールを聞くと「まあ座れや。やりながら教えてやる」とのこと。びびりながら席についたNAGAURAはルールを聞いてびっくり。これまた恐れていたようにナシナシのルールだったのだ。
何とかみなさんを怒らせないように勝たなければならないNAGAURAは必死に気を使いながら打つ。１０００点をあがるのも怖い。しかもたびたび「若い人」が「今日はこれで帰らせてもらいます。」と怖いメンツに挨拶に来るのだ。見るからにそれ系の感じだ。
しかし、みんな意外にやさしく接してくれて何とか浮いて（生きて？）雀荘を出ることが出来た。最終的には仲良くなったとかならなかったとか。大変な一日だった。NAGAURA氏いわく「こんな人３人に囲まれた麻雀は怖かった。１０００点ロンあがりしたときは、ふざけんな！と言われるかと思ってびびったが、そんなことはなかった。浮いて帰ってこれてよかった。」
＜＜秋田にて＞＞
１位････ １回
２位････ ５回
３位････ ２回
４位････ ０回
麻雀成績：１３３００円（もちろん、場代込み）
残り金額：１４０１０円（電車代、宿泊費等込み）
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