monsyo
ハプスブルク家の紋章

 Rマニア 



Rのマニアックな計算方法とかではなく、Rに楽しみを見出している人のために

Rとは?


 そもそも、RってやつはRateの略らしい。東風荘が始まった頃にはなかったものがいつからか楽しみを増やそうってことで作ったものみたい。Rankの略という観念が強かったけれども、それなら数値が低くなるほどいいんだから多分間違いだな。東風荘のページにはバックギャモンだかバカラだかの点数の付け方を参考にして変動の方法を決めてるって書いてある。

 Rの変動の仕方はそれ専門のページに任せておくけど、とにかく勝てば上がる、負ければ下がる。最初はR1500から始まって試合数が多くなるにしたがって変動しなくなってくるっていうことは経験的に分かる。俺も最初はよく変動したけど、最近は全然変動しなくなってきた。

 ところで、Rってのはゴルフのハンデみたいなもんかと思ってたら、ゴルフのハンデよりも細かくてコードナンバーみたいな感じがする。Rがどのように分布してるかにすごく興味があるんだけど、多分、1800~2100あたりが沢山いるのではないかと思う。一番の山は1500付近だろうけど。

 数値が細かいので、ドラクエのレベルみたいなものよりもリアリティある数値のような気がする。試合数が多くなるとRも固定されてくるので、なんだか、その人の運の強さまでも代表するような気がしてくる。もちろん、運の強さだけでなく落ちやすいとか何とか、さまざまな要因を複合的に内包しているんだろうけれども。第1で打ってた頃、R2100くらいの人がいて、「(R2000upなんて)第1だといっぱいいるけど、要するにRって落ちやすさの目安じゃない?」と言われたのに妙に納得した俺(当時R1600くらい)はそれ以来Rの本質は落ちの頻度だ、と考えるようになった。でも実際にはツキの調子もかなり大きな要因で、それも含めて考えるべきだと思っている。

 聞いた話としては、Rは偏差値みたいなもんだから嫌いだ、何て意見があったなあ。偏差値みたいだ、ってのは確かにその通りだな。結果が評価されるわけだし。でも偏差値が嫌いだ、ってのはちょっとおかしい。いや、おかしいっていうか、ゲームである以上、何らかの競争をしてその結果並びに自分の位置を知る必要もあるわけだ。バスケットで点数をカウントしないでどんどん適当に遊ぶのも楽しい。しかし、点数をカウントした練習試合の方がもっと楽しいはずだ。  したがって俺はRにこだわってしまうのだ。こういう楽しみもあってもいいと思ってるし、東風荘の麻雀が小賭博にすらなりえないのだから複数起動その他のインチキをしない限りできないRを高めるという行為に固執しても悪くはないだろう?


R上げるって?


 Rをあげるコツってのをよく聞かれるんだけど、それはないんだろうと思う(R下げにくいコツ、というか裏技があるのは知ってるが)。しかし、楽したいなら俺のお勧めはやっぱりチョンボ屋さんだ。でも運が悪いと却って下がったりするから要注意だ。俺も痛い目に会ったことが結構ある。その前にそんな卓入るなって感じだが…。チョンボ屋さんに入って上げたRは50くらいだけど、その後はちゃんと禊をしているので、念のため(笑)。今ではチョンボ屋さんでR1~2くらいしか変わらないので、ごくたまに厄ばらい的に入ったりするときもある。俺にとってはチョンボ卓は神社みたいなもんと化しているんだ。(よく考えてみると、最近チョンボ屋さんって少なくなった。飽きたんだろうな。あまりにポピュラーになってしまったから。)

 まあ、そんなことをしなくても1位と2位を取り続けていればRはほとんどあがる一方だ。R上げるコツなんて俺に言わせれば「勝てばいい。」ということだ。あと順位でほぼ決まるものらしいからオーラス4着で順位変らぬアガリはしないことくらいかな?ラス目なら逆転しなきゃ話にならんぜ!

 東風荘のページに行くと「R1600を目指す初心者講座」などへのリンクもある。そういうところへ行ってお勉強をしてくるのも一つの手ではある。大変体系的にできてるところが多いので安心して勉強できるはずだ(何だか英会話教室の紹介文みたいだがな)。セオリーなんかは速攻で身につけて、あとは運の強さでRを上げればいいんじゃねえかな?

 Rがどの辺まで行ったらどのくらいの実力と判断していいのか?ってこともたまに聞かれるので、ちょっと考察してみようか。相手が大体どのくらいのレベルかなんてRで判断はできないのだけれども、参考にはなるはず。あらかじめ断っておくと、俺の言うとおりでない場合もあるけど、あくまで一般論としてある程度参考になるように書いておこう。全部超マジに打った結果、イカサマなしという前提で考えると…
 まず、R1200くらいから抜け出せない人は「ルールと点数計算」、R1400以下なら「セオリー通り打ってみて」というところだろう。このくらいだと普通はもうちょっとルールなり打ち方なりを身につければ十分次のステップに進めるはずだ。
 R1500付近、これが一つの山場だと思う。見ててよく思うのは「トイトイだけが鳴き役じゃないよ。」ってことくらいかな。ちなみにトイトイさんの上限はR1700前半くらいまでいるみたいだけどな、観察してみると。つまり鳴きの功罪を理解してくれればもっとRが上がるはずなんだ。
 ついでに思い付いたように言ってしまうのだが、大ミンカンさんはR1500台が上限だろうな。大ミンカンは3ハン以内の逆転の手筋、序盤での多用は合理的じゃねえな(勝つってことに対してだよ。リンシャンが好きって人はそれはそれでいいと思うけどな。)。ダマっててリーチして裏ドラ乗せた方がいいぜ。オーラスでどうしても符を上げたい時なんかには使って結構、ドラも増えるかも知れないし。しかし、カンドラが乗る確率ってのは期待値的にはそんなに勝利に貢献があるわけでもない。ま、計算好きな人は計算してみればわかると思う。何せリスクが高すぎるから。大ミンカンが好きな人ってのは俺から言わせれば、何にも知らないくせに仕手株に手を出す金持ちオヤジってとこだ。麻雀で大ミンカンするよりも、仕手株買い捲った方が何かと儲けもあるかもしれないし、誰にも迷惑かからないし、何よりもスリルがあって面白いぜ。100万円なんかあっという間だしな。
 話がずれてしまったけど、次にR1600超えてる人。これは俺から言わせれば結構いけてるはず。ただし、この辺からは読みの問題も出てくる。クイタンにいわれのない嫌悪感がなくなっているのもこのレベル。読みとツキと度胸の問題で伸び悩んでいる場合が多い。実はこの3要素をコントロールするのはそう簡単なものではないし、俺だってこれらを制覇できるには程遠いレベルだ。天性のモンを持ってる人は簡単にクリアできるんだろうけどね。また、後ヅケなんかやりだすのもここら辺からじゃないかな?でも、はっきりいって「職場の雀鬼」と恐れられるレベルではないなあ、まだ。  R1700以上になると、一応勝つことに目的を置いてそれに整合したゲーム展開をさせてくる。ルールと初歩の駆け引きくらいは完璧な場合が多い。まあ、麻雀を要領よく適当に勝っていく人はこの辺。だから、俺はR1700台は「スマートにゲームを楽しむ人」と思っている。どんなゲームでもそこそこ強くなれる人だろうね。ここから先へ進みたい人はちょっとだけ苦労することになる。また、強いけどよく回線エラーで落ちる人はこの辺まで来ちゃうかな?
 R1800以上。ここまで来るとちょっと麻雀バカ入ってくるな。きっと仲間内だとかなり強いんじゃねえか?きっと少なくとも一時期麻雀に入れ込んだ時があっただろう?少しは研究したんじゃねえの?と質問したくなってくる感じだ。雀荘行って普通に損するレベルだと思う。つまり大負けはしないだろうってことだ。うまいけどツキが足りない人もこのあたりにいるはず。
 ここから先は簡単になるけど、R1900以上。麻雀好きなんだろうな。麻雀のしすぎにご注意!
 R2000以上の人は大した打ち手だ。勝負事は下手の横好きってことはないだろう。ツキも太いんじゃねえか。
 R2200以上の人。東風荘で弱いものいじめするより、雀荘で金を稼いで来ては?だって得意技は一発ツモでしょう?(笑)

 という感じ。大体こんなところでイメージできるのでは?「R1700なんかまだまだ全然ヘタクソ」という意見もあると思うけど、単に幸が薄いって場合もあるんだから、俺の見方は大目に見てくれ。基本的に麻雀は一発ヅモできる奴が一番上手いんだと思ってるからさ。

 東風荘はあくまで誰でも無料で参入して退出自由なゲームだから、Rの平均が1500ってことはないはずだ。普通は高い方がいいと思ってみな行動するはずなので、平均というか標準というか、まあ普通というか、その値は1700くらいだと勝手に思ってるけどどうなんでしょう?



Rなんかにこだわるなって?


 何かRにこだわるのは馬鹿みたいな気がしてる人も多いと思うけど、俺はこれがかなり楽しみで打っている。だって、勝って何らかの結果が残るんだとすれば、それはRにほかならないんだからさ。ラン卓でランキング参加するほどやらない人にとってはそんなところだろう。ちょっとくらいはこだわっても馬鹿呼ばわりされることはないと思うんだ。但し、俺はRが麻雀の強さをあらわしているとは考えていない。強くても試合数をこなさないとRは低いままだし、ちょっといかがわしい上げ方をしてるのも見たことあるし。Rは嫌いって人もいるんだろうけど、低ければ低いなりに楽しみもあるってもんさ。要はRを上げていくことが勝利に執着することになるので、それはそれで楽しいゲームになるはずなんだ。全員がより高い順位を争ってこそ麻雀というゲームは成り立つのだから。

 ついでに言っておくと、オーラスの4着目が順位の変わらぬアガリをすることがなぜ非難されるか(時間がないからさっさとおわらすとかってのは別だぜ)。「オーラスだろうが何だろうが自由じゃん。」という人へ。確かにそれは自由だ。もし点数がちょっとでも多い方がいい、という条件で、高い手あがれないつまり順位変えれないこと(例えば3位と2万点差あって手牌がタンピンドラ1程度がマックスだとか)を前提にして順位確定のアガリをしてもいいだろう。でもそれ以外の時、すなわちウマがついてて点数の重要性が低い時・R重視の時などは止めた方がいい。勝負に割ってはいれない限り他の人の迷惑にならんように打ってもらいたい。サッカーに例えると、サッカーのフォワードは別に進行方向・守備位置などに規制がなく自由だけれど、玉持って自分のゴールめがけて突っ込んできたら、それはもうサッカーというゲームではなくなってしまうだろ?いつもながらの強引な例えだけど、そういうものだよ。麻雀っていうゲームにならなくなってしまうのだ。

 Rという評価数値が出来上がると当然のようにそれに対して賛否両論出てくるのは分かりきったことだな。昔はRがなかったんだけど、ないよりはあった方がいい。だって楽しみが一つ増えるし、R嫌いって人はRの部分を見なきゃ済むだろ?それにRをいかがわしい方法で上げている人は勝手にやってもらって、「俺はR高いんだ!」という自慢をしてもらってればいいじゃん。俺なら無視するがな、そんなのは。
 また、Rってのは取り合いになってるはずなんだけど、Rの低いHNを廃止してまたR1500からスタートできるとなると、Rは無限に供給されてくる構図になっている。供給が無限でも需要はあるわけで、制約条件は時間と電話代(笑)って感じの一種のマーケットとして考えれば、その需要者側のストックとしては、今の状態よりももっと高いところにあるはずだろう?だから、時の経過に伴って、Rの高い人はどんどん増えていく。Rのインフレ状態が起こるわけだ。きっとそのうち試合数の多いR2000なんてザラだぜ、なんていうことになるのかもしれない。

 Rは将来を示すものではなく結果を示すものだ、って俺は思ってる。この辺は野球の打率と同じだ。前述したけど、結果の中には麻雀の結果以外にも「落ちる度合い」ってのも混合されているんだ。実際に夜中の1時くらいに打ってみれば分かるけど、R低い人って落ちやすいんだよな。本当は逆で、落ちやすいからRが低いんだ、と俺は思ってる。だからR見て強い弱いなんてこの時間帯にしか出て来ない人については全然言えないんだ。仕事から帰ってきてちょっと東風つないで遊んでみる、結果落ちてしまって混んでて戻れんし、眠いからそのまま寝る、なんてケースは十分に考えられる。だから落ちる人はRが低いはずだ。何せ俺の対Computer代打対戦成績は勝率9割を超えてるからな。こういうこともあるから、Rの他に落ちた回数なんかも表示してくれると面白いと思うんだが。


第1か第2か第3か?


 どこをメインにしてるかによって、あの人は強いだのなんだのってことを言ってるのを聞いたことあるけど、前述したようにRが将来を示すもの(例えばRの高い人はアタマの回転が速いからこれからも勝ち続けるだろうとか)とは思ってないんだ。結果に過ぎないわけで、俺も実際R2065くらいから負け続けてR1680まで落ち込んだこともあったんだ。この時は本当にツイてなくて、気分まで滅入ってしまうくらいだった。でも、その後反動が来てすぐに1800くらいまで回復、更に伸びて最近では1900付近で頑張っているんだ。だからって、承知しているかも知れないけど、俺って特定のパターンのツモにしか適応してないし、打ち方も首尾一貫してないし、チャットやサイト見ながら適当に打ってたりするので決して強い雀士像に当てはまるものではない。単にツキがあれば上昇するもんだろうな、っていうところが本質じゃねえかな?

 第1で打ってる人の方が麻雀マニア度が高いような気がするので、きっと第1の方が強いんだろうな、っていうことをよく聞かされてたりする。俺は第1用のHNってあったけど、これもちゃんと1900台でしかも上昇傾向にある。要するに、第2と変わらないってことだ。あと、ランキング卓はどうだろう。ラン卓ばかりで打ってる人は確かにRが下がりやすい。みんなランキングを目指してくるんだから当然だろう。で、俺のラン卓での平均順位とか見てみると、やっぱりちょっとだけラン卓の方が低くなってしまっている。でも、ほんのちょっとだ。で、ラン卓でもかなり勝ってる。ただしラン卓にいると、ある奴がトップ取った瞬間に抜ける奴が意外と多いので、その分を差し引くと、大した違いはないのかもしれないな。ちなみに俺は月間ランキングの規定試合数の半分も打ったことがないんだがね。だからランキング気にして打ってたわけでもない。

 ツイているときには、Rは第1の方が上がりやすいのは確かだ。何しろ半荘終わるの早いから、勢いのままどんどん行けるし、役牌がよく入ってくれば第1ではかなり楽に打てる。アガリ条件を満たした者が勝てる感じだからな、第1は。東風戦1回トップ取ると、第2で東南戦1回戦ったのと同じだけ増える。はっきりいって非常に楽だ。ちなみに俺の自称マシンガン打線(マンガンに届かない手を3回くらい連続であがること(笑))は第1の方が効果が大きいみたいだ。
 一方第2だと点数状況を見て逆転を模索できる人が勝ちやすいだろう。粘り勝ち系の人だな。あと、鳴きが巧みな人は第2でRを上げるのがいいのではないだろうか?第1のクイタン無しってのはツキの偏重を助長するからさ。またまたちなみに、俺の自称マシンガン打線は第2ではビッグバン打線に負けてしまう。(このマシンガンとかビッグバンとかってのは来シーズンには死語になるんだろうな・・・)
 第3はどうだろうか?第3といえばサンマなんだけど、サンマはトップ取ってもR自体は上がり方が甘い。でも、半荘終わるの早いし、ツキ出すと止まらないのはみなさんもご承知だろう?だから第3はその点でR上げやすいかも知れない。

 こう考えてみると、最初に東風に入った当初は第1で、ツイてる限りそこで打ち続けて落ち着いたところで第2に移って、100試合までにR2000、200試合までにR2100くらいまで持っていく。その後は実力勝負だろうな。第3は上がりにくいのでエッセンスとしてやってみるって感じだろうな。こう考えていくと非常に短絡的だがR2200くらい余裕で達成できるような気がするよ。俺はそこまでいったことないから何とも言えないけどな。



 以上勝手な想像を交えてのRのお話、まだ言いたいことはあるので、それはいずれ。

Rマニア2へ(しばらく工事中)      




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