5-4.はみ出し合格法(論文編2)


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 試験直前の時期に特に気をつけねばならないのは体調である。俺の知り合いで、前日から風邪をこじらせた人もいた。熱が38度もあっては試験どころではない。

 

 体調管理は運の管理と同様、大切なものであることは言うまでもない。どのように体調を管理したらよいのであろうか?俺としては、昔から仕事するときしか風邪を引かない傾向があるので、自分にとって大切な試験直前など全く心配をしていなかった。しかし、受験生の中には高校時代にナンパスポーツをやって体力をつけるのを怠った方々も多いのではないかと思われる。

 

 体調管理でハラ具合の管理はクスリに任せるとして、一番怖いのは風邪である。これを克服するためにはクーラーなし生活に慣れることが肝要である。つまり、クーラーが必要となってくる6月くらいから、クーラーなしで過ごす訓練を施しておく必要があるのだ。

 

 またまた俺の体験で申し訳ないのであるが、俺というのは決定的に北方人の感覚があり、寒いのも嫌いだし暑いのも嫌いだ。温度的には「温室育ち」ってなわけである。その俺が6月からクーラーなしの生活に切り替えたのは他でもない、金がないからである。クーラーなしの生活は体にはとてもよいと俺は感じている。早速扇風機を購入し、今から暑さになれておく必要がある。

 

 暑くてどうしようもないときは水風呂がよい。夏の水は東京近辺では非常にぬるく、プールに入っている程度の温度であるから、水泳の好きな人は水着などを着て水風呂に入ると、気分的にはハワイアンで結構だ。女性の場合、水着を着ておくことによって試験後の海行きの是非が決定する時期であるため、ハラの太さに注意を払いつつ行水とシャレこもう!

 

 夏の体力作りは、筋力トレーニングと持続力のトレーニングである。筋力トレーニングは腕立て100回、腹筋100回、背筋100回と防●大学並みに行うのがよい。ちなみに同大学においては、事あるごとに100回ではなく200回やるそうである。そのくらいの体力があれば、体調的に試験直前に不調になることはありえないであろう。試験当日に暴漢に襲われた場合も、自信をもってこれを排除することが可能だから、一石二鳥といえるだろう。

 

 このように受験生として当たり前のことを行っていけば、論文式試験など屁みたいなもんだ。自信をもって試験に臨むことにしたい。

 

 

 


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2000.8.16